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2010.7.29 更新

灯かりの彫刻・・「リトフェイン」

現在、大幅にリニューアル中です。やっと半分出来ました。
完成までまだ1週間はかかりそうです。
リトフェイン(Lithophane)工房

リトフェインとは中世に端を発し、大理石を削りその凹凸の光の透過度の違いによりバックライトを当てることで絵を表現する手法です。
最近では写真を元にして人工大理石をコンピューター制御の CNC フライスで高精度に切削して写真を表現する事が出来るようになりました。

通常は既製品のフライス盤を改造して CNC 化するのが一般的ですが、私はマシンにスピードと精度を求めたために素材と色々なパーツを組み合わせて自作しました。

下のリトフェインはは約6mm厚の白の人工大理石に彫り込んでいます。
色の濃淡を彫り込み深さに変換していて薄くなったところは光を透過しますから白く、厚いところは暗くなり黒く見えます。
バックライトを当てることで1/100mmまで制御した厚さの違いがグレースケールの微細なグラデーションを表現して、写真と見間違える程の描写をしています。

最近では写真をただ単にリトフェイン化するだけでなく、被写体の持つ魅力を最大限に引き出し・写真の雰囲気を余すところなく表現したいと思って作製しています。

人工大理石の彫刻が・・、後ろから光を当てると白黒写真に大変身・・・、不思議な世界を実感いただけます。

下のサンプル写真では微妙な立体感がうまく描写できていませんが、実物では浮き上がるように見ることが出来ます。

結婚式などの記念写真・思い出の写真・ポートレート・ペット写真など、お部屋の片隅や店舗などに飾ると素敵です。
写真データを戴ければお作りいたします。ご連絡はメールでお願いいたします。ここをクリックして下さい。

写真はクリックすると大きくなります
先日、静岡第一テレビの収録があり、その時の製作風景の撮影で造ったリトフェインです。
12mm厚・約120×170mmの人工大理石に楕円のドーム状に彫っています。
中心部で6mm高くしたドームで、この様にすることでボリュームが出て立体感が強くなります。
更にどの方向からも見易くなります。
ただ、製作時間と手間が3倍かかってしまうのが難点です。

窓際に置くだけでも見栄えがします。
専用スタンドに載せた写真は後日アップいたします。

気合いを入れて撮りました、ゴンタ君。

約6mm厚・約120×170mmの人工大理石に彫っています。

工作機械の上に載せて。
この様な木のフレームに入れて、ミラー付きバックライトと無垢の木のスタンド一式が基本形です。